test

test

2021年2月15日月曜日

雑用にこそ仕事の本質がある

 

昨日なんだけど、Tverで「オー!マイボス!恋は別件で」のドラマで、第5話これって付き合ってるの?!を見ていたんだけど、ふと気になったシーンがありました。。。

簡単にいうと、仕事もうまくいかず雑用ばかりやらされる鈴木奈美が一緒に働く中沢涼太にグラフの作り方を教えてもらいながら、ついこぼした会話のシーン。

鈴木「なんか、編集の仕事ってアンケート配ったり集めたりコメントもらって起こしたり、なんか地味な作業ばっかなんですね・・・」
中沢「それが、大事なんだよ」
鈴木「それ?」
中沢「いや、雑誌の編集ってクリエイティブって言われているけど、基本華やかな場面は2・3割であとはほとんど事務作業なんだよ」
鈴木「事務作業・・・」
中沢「例えば、インタビューをするにしたって、モデルやアーティストあとスタッフに連絡してスケジュールの調整、ギャラの交渉、あとロケなのかスタジオなのか場所を抑えて、そういう全部が事務作業だろ?」
鈴木「う~ん・・・」
中沢「ベスト・キッドって映画、見たことある?」
鈴木「あ、ないです・・・」
中沢「主人公のダニエルが空手の達人の下で修業するんだけど、床のワックスがけとかペンキ塗りとか一見空手と関係のない雑用ばっかやらされんだよ。で、ダニエルは、空手を教えてくれと達人にブチ切れるんだけど、実はそれまでずっとやってきた雑用の動きが空手の防御の基本動作で、それでダニエルは自然と空手のエッセンスをマスターしていくっていう話。まあ、だから、うん、バカにするような仕事にこそ仕事の本質があんだよ。」
鈴木「雑用にこそ仕事の本質がある・・・」
中沢「はい、できた」

そう言って、中沢は席を立った。。。

何気ないシーンなんだけど、ふと気になったんですよね。。。

他人の仕事・・・、簡単に言うとモデルや芸能人やプロスポーツ選手など華やかに活躍している人いますよね。
それを傍から見ると、あたかも簡単に有名人になれただったり、活躍していていいよねぇ~とうらやむことってあります。

でも、そこまで行くにはそんな簡単にいかないんですよね。
そうとはわかっていても、いざその場面に出くわすとその時の自分の心境にもよるけどうらやましいなぁと思う時があります。

そんな時に、このドラマのこんなシーンが目に留まったんですね。。。

この会話の最後に鈴木奈美が言った・・・、

「雑用にこそ仕事の本質がある・・・」

この言葉ね。。。

たとえとして、30年以上前に流行った「ベスト・キッド」という映画があったんですね。
あらすじは中沢のセリフの通りで、師匠がワックスや窓を拭くしぐさで右回して左回してと指導して、またペンキを上下に塗る真似をしてアップダウンと指導して、師匠とぶつかりながらも空手の関係のない雑用をすることによって知らない間に空手の武術を身につけて、最後は試合でダニエルが優勝するわけ。
この映画、私もよく見ていたので今でも覚えていますよ。。。

どういうことかというと、どんなに華やかに活躍する人でもそこまでに行く過程の中で、全く関係のない雑用なことをつまり下積みをして育っていくということでしょうか。
セミに例えると、地中に卵を産んでそこから何年も幼虫として過ごし、やがて土から出て立派なセミになっていく。
でも、その期間はとても短くはかない一生を終えてしまうんだけど、そこまで行くのに何年も長い時間をかけていくわけ。

仕事も同じで大成する人ってのは最初からそうなっているわけじゃなくて、そこまで来るのにさんざん雑用みたいなことをやってきたわけだと思うのね。

だから、自分がやりたいことがあって仕事をしているのになかなかなやらせてもらえず雑用ばかりやっていて不満があるだろうけど、実はそれがやりたいことが実現するための必要なものかもしれませんね。。。

私もそういった不満は少なからずあったんだけど、このドラマのシーンを見てそういえばそうだなぁ~とちょっと考えされた気がしましたね。。。

だから、今でも雑用ばかりで面倒くさいことがたくさんあるんだけど、それは将来の自分のやりたいことが実現できる過程であると理解したいこのごろです。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ひさびさに十国峠

  今日は午後に熱海で物件調査に入るので、午前中はその近くで車中ワークすることにしました。